今年9月29日、平壌の万寿台議事堂で開催された最高人民会議2日目に金正恩国務委員長が施設演説を行った(資料写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
今年9月29日、平壌の万寿台議事堂で開催された最高人民会議2日目に金正恩国務委員長が施設演説を行った(資料写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は2022年2月6日に平壌で、国会に当たる最高人民会議を開催し、新年度の内閣事業や国家予算などを審議する。朝鮮中央通信が15日、最高人民会議の常任委員会が前日に総会を開き、最高人民会議第14期第6回会議の来年2月招集を決定したと伝えた。

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 代議員(国会議員に相当)の登録は前日の2月5日に行われる。

 中央通信は「内閣の21年事業と22年の課業、21年の国家予算執行の決算と22年国家予算、育児法、海外同胞権益擁護法の採択などに関して討議する」と伝えた。

 最高人民会議は北朝鮮の憲法上の最高主権機関。例年は4月前後に開催され、憲法・法律改正、内閣や国務委員会などの主要国家機関の人事などを取り上げる。今年の場合は1月と9月の2回開催された。

 金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は代議員ではないが、前回の最高人民会議第14期第5回会議では2日目の9月29日に施政演説を行い、南北間の通信回線復旧など、韓国に対する立場を表明している。

 一方、今回の常任委員会総会では崔竜海(チェ・リョンヘ)常任委員長が司会を務めた。沿海・江河川運輸法や建設設計法、財産執行法の草案を審議し、常任委員会政令として採択した。


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