「自主隔離」ソン・フンミン、12日にZoomで「1時間の軍服務ボランティア活動」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
「自主隔離」ソン・フンミン、12日にZoomで「1時間の軍服務ボランティア活動」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス感染判定を受けて自主隔離中だとわかったイングランド・プレミアリーグ(EPL)トッテナム・ホットスパーのソン・フンミンが自主隔離中に「軍服務」をしていることが確認された。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

 ソン・フンミンは「感染判定」報道以降、公の場はもちろん、練習場でも見ることができなかった。完全にベールに包まれていると言っても過言ではない。そのため、いったいソン・フンミンの症状があるのか、それとも症状がないのか皆が知りたがっている。

 だが、ソン・フンミンは自主隔離中、国連世界食糧計画韓国事務所の関係者らとZoomでビデオ会議を行ったことが確認された。

 韓国事務所の関係者は14日、mydailyの確認要請に「非公開で行われたため、これ以上確認することはできない。ご了承願いたい」と答えた。事実確認の要請に否認ではなく、非公開のため明らかにすることはできないということだ。

 mydailyの取材結果、この日の会議参加者は3人と確認された。会議は12日夜、英国時間で昼の時間だったという。Zoom会議の時間は1時間で、Zoomの画面にソン・フンミンが突然現れたため参加者らは驚いたという。

 ソン・フンミンは1時間にわたり、世界の食糧危機について話し合い、最後に「給食を残さず全部食べてほしい」と呼びかけたと明らかにした。

 ソン・フンミンが世界食糧計画とZoom会議を行ったのは、軍服務に代わるボランティア活動の一環だ。ソン・フンミンはこれまで世界食糧計画とのプロジェクトの他にも韓国内の青少年を対象に多様なオンラインメンタリング活動を繰り広げてきた。

 ソン・フンミンは2018年アジア競技大会(ジャカルタ・パレンバン)で金メダルを獲得し、兵役特例の恩恵を受けた。一般軍入隊の代わりに芸術体育要員に編入され、代替服務をすることになり、来年5月2日までの544時間のボランティア活動時間を満たさなければならない。

 そのため、ソン・フンミンは自主隔離中に暇を作って代替服務ボランティア活動をしているのだ。試合はできないが、大事な時間を無駄に過ごしていない。

 この日、Zoomのビデオ会議に参加した関係者の話によると、ソン・フンミンは病人のようではなかったという。新型コロナウイルスに感染すれば咳もするし、発熱するケースが多いが、ソン・フンミンはビデオ会議中、そのようなようすはなく、声もはっきりしていたという。もし症状があったなら、ソン・フンミンはビデオ会議に顔を出さないだろう。

 ソン・フンミンが世界食糧計画の活動に参加したのは今回が初めてではない。ことし6月には世界食糧計画のYouTube用の公益キャンペーン映像に声を寄付した。

 一方、先週、英国のスポーツ専門メディア「フットボール・インサイダー」などは、トッテナムの新型コロナウイルス感染者リストにソン・フンミンが含まれていたと報道。現在、英国では政府規定により、新型コロナウイルスの感染者のうち、無症状者や軽症患者は10日間、自主隔離しなければならない。

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