5日(現地時間)ブルームバーグ通信によると、オックスフォード大学の研究者らは、気道や肺の細胞が、ウイルスを防御すること食い止める、特定の遺伝子を見つけた。
科学者たちは「LZTFL1」と呼ばれるこの遺伝子は、人種によって保有する確率が違うという。研究の結果、約60%の南アジア血統がこの遺伝子を持っていたが、ヨーロッパ血統人の場合は15%程度しか発見されなかった。アフリカ系カリブ人がルーツの人からは、2%のだけがこの遺伝子を持っていた。
ブルームバーグは、この研究がインド半島などの特定の地域で、なぜ高い入院率と死亡率が記録されたのかを説明する手がかりになるだろうとした。また、この遺伝子を狙った特定の治療法に対する研究の解決の糸口になるだろうと付け加えた。
報告書を作成した、オックスフォード大学遺伝学ジェームズ・デービース教授は、今回の研究はウイルス反応の過程で現れる点に意味があると説明した。現在、ほとんどの治療法は免疫システムに焦点を当てており、新しい治療方法が出てくることができるという分析だ。
一方、科学者たちは、LZTFL1を持つ人々は、新型コロナワクチン接種の効果が高いだろうと助言した。
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