金正恩氏の「終戦宣言しても敵対行為」発言受け…韓国大統領府「意味が小さくない」

北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）総書記が最近、ムン・ジェイン（文在寅）大統領の終戦宣言提案に対して言及したことに青瓦台（大統領府）が「意味が小さくない」と評価した。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

　青瓦台の高位関係者は3日（現地時間）、文大統領のハンガリー国賓訪問中、取材陣と会って「金委員長が対外的に終戦宣言に対して言及したのは今回が初めて」とし、このように明らかにした。

　同関係者は「北朝鮮のリーダーシップ次元で終戦宣言に対する関心を対外的に表明したことは意味が小さくない」とし「終戦宣言に関する韓米間協議を基礎に北朝鮮と交渉する余地を探してみなければならない」と述べた。

　さらに「終戦宣言と関連し、韓国を除外した重要な当事者が米国と北朝鮮であるだけに、双方が協議できるよう役割を続けている」とし、「韓米両国は朝鮮半島の完全な非核化と恒久的平和定着という目標のために北朝鮮と対話外交を優先視する。こうした立場を表明し続けている」と強調した。