国家情報院、「正恩氏の影武者説」根拠なし＝韓国報道

北朝鮮が、キム・イルソン（金日成）＆キム・ジョンイル（金正日）主義に続き「キム・ジョンウン（金正恩）主義」という用語をともに使用しているという国家情報院の報告が確認された。

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　先ごろ、一部で提起された「金正恩の影武者説」については、「事実無根」との立場を明かした。また、健康異常説については140キロから20キロ減量しただけで「異常ではない」と説明した。

　国家情報院は28日、非公開で進行された国会情報委員会の国政監査でこのような内容を報告したと与党監査員のキム・ビョンギ共に民主党議員が伝えた。

　キム議員はこの日、国政監査のブリーフィングを通して「国家情報院は、正恩氏の『影武者説』は根拠がなく、事実ではないと断定的に報告した」と明かした。

　キム議員によると、国家情報院は人工知能（AI）など科学的な技法を通して正恩氏の健康状態を推定してきた。顔の一部トラブルまで感知することのできる顔面最適分析と体重を推定する超解像度映像を動員し、確認を続けてきたという。

　特に、正恩氏は労働党会議場の背景から祖父の金日成主席と父親の金正日総書記の写真を撤去し、内部的に「金正恩主義」という用語を使用する独裁体制の定立も開始したと言及。その一環として、正恩氏の親人民的リーダーシップ浮上のため、会議で幹部らとビールを飲み、タバコを吸う姿が露出され、正恩氏の顔がプリントされたTシャツが公開されたことも、このような親人民イメージのためだと説明した。