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韓国 けさのニュース(10月18日)
◇新規コロナ感染者1050人 「第4波」では最少 中央防疫対策本部は18日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1050人増え、累計34万3445人になったと発表した。市中感染が1030人、海外からの入国者の感染が20人。1日当たりの新規感染者数は前日(1420人)より370人、前週の同じ曜日(1297人)に比べても247人、それぞれ少なく、7月7日(1211人)以来103日ぶりの低水準だった。同月上旬に首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)を中心に始まった流行の「第4波」では最少となった。◇都市開発不正事件 中心人物を帰国直後に拘束 ソウル近郊、京畿道城南市の大庄洞開発事業を巡る不正事件の中心人物とされる南旭(ナム・ウク)弁護士が、滞在先の米国から帰国し、18日午前5時ごろ仁川国際空港でそのまま検察に拘束された。南氏は同開発事業を進めた資産管理会社「火天大有資産管理」のオーナー、金萬培(キム・マンべ)氏とともに城南都市開発公社の企画本部長だったユ・ドンギュ氏に開発収益の25%を渡すと約束し、事業に対する便宜を受けた疑いがもたれている。検察は、南氏を城南都市開発公社に数千億ウォン台の損害を負わせた背任容疑の共犯とみている。◇私的な集まりの制限を緩和 首都圏で8人・首都圏以外で10人まで 18日から31日までの2週間、新型コロナウイルスの感染防止策「社会的距離の確保」のレベルが延長され、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)は最も高い第4段階、首都圏以外の地域は第3段階で維持される。ただ、私的な集まりに参加できる人数は首都圏で時間帯を問わず最大8人、首都圏以外では最大10人までに緩和される。首都圏以外の飲食店・カフェは翌日午前0時まで営業が認められる。首都圏ではスポーツ競技の有観客での開催が可能になるが、観客はワクチン接種完了者に限られる。結婚式は全国で最大250人まで参列可能となる。◇首都圏・中部地方で昼から雨 寒暖の差大きく 週明け18日は全国的に晴れるが、首都圏と江原道西部、忠清道、済州道では午後から曇りとなり、各地で雨が降りそうだ。雨は仁川と京畿道の西海岸で正午ごろから、忠清南道の西海岸では午後3時ごろから、ソウルと京畿道内陸部、江原道西部では午後6時ごろから降り始める。19日までの予想降水量は首都圏、江原道、忠清南道、全羅北道西部で5~20ミリ、忠清北道、全羅北道東部、全羅南道、慶尚道の内陸部、済州道、黄海5島で5ミリ前後。最高気温は13~19度と予想され、昼間と夜の気温差が15度以上と全国的に寒暖の差が大きくなる。◇1年以内に失業した自営業者24万7千人 ウィズコロナ転換後も見通し厳しく 聯合ニュースが経済活動人口調査のマイクロデータを分析した結果、この1年(2020年9月中旬~21年9月中旬)に仕事を辞めて失業者や非経済活動人口になった人のうち、直前まで自営業者として働いていた人は24万7000人と集計された。1年以内に失業した人全体に占める元自営業者の割合は7.8%で、前年同月(7.2%)比0.6ポイント上昇した。就業者全体に占める自営業者の割合も過去最低水準の20%台まで低下した。来月から新型コロナウイルスの防疫体制が感染対策と経済・社会活動の両立を図る「段階的な日常回復(ウィズコロナ)」に転換されても、このような打撃から完全に回復するのは容易ではないとの懸念も出ている。