新人女性警官にセクハラ、男性警官10人懲戒=韓国(画像提供:wowkorea)
新人女性警官にセクハラ、男性警官10人懲戒=韓国(画像提供:wowkorea)
新人女性警官にセクハラをはたらいた男性警察官が大挙懲戒処分を受けた。

 去る4日、国会の行政安全委員会所属のハン・ビョンド「共に民主党」議員がカンウォン(江原)警察庁から提出された資料によると、江原警察庁はことし7月、懲戒委員会にかけた12人中10人に懲戒処分を下した。

 処分内容をみると解任2人、降格1人、停職2人など5人に重懲戒を下しており、減給2人、けん責2人、不問警告1人の計5人に軽い懲戒を下した。 最高レベルの懲戒処分を受けた警察官はいなかった。

 懲戒を受けた10人中6人はこれを受け入れられないとして、訴請審査を出したという。訴請審査制度は、公務員が懲戒処分や本人の意思に反する不利な処分などに異議を申し立てれば審査して決定する行政審判制度の一種だ。

 これを前に、新人女性警官Aは去る3月、警察内部の掲示板を通じて任用直後の巡査時代から最近まで性的羞恥心を経験したことや、直接感じた不条理などを暴露している。掲示文によると、加害警察官は新人女性警官に「胸を押し込んで仕事を学べ」、「いやらしい顔をしている」などのセクハラ発言をした。

 これを調査した警察庁は去る6月に太白警察署所属の12人に懲戒を、4人に対して職権警告をするよう江原警察庁に指示した。しかし、警察署の職場協議会は被害者保護の代わりに加害者をかばったことが調査でわかった。この過程で、被害者は2次加害に苦しんだという。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 2