北朝鮮「本日（4日）の9時から、全ての南北通信連絡線を再開」

北朝鮮は、断絶していた南北通信連絡線をきょう（4日）の午前9時から再開するものとみられる。

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北朝鮮は、キム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党総書記が「10月初めの “南北通信連絡線”再開」を明らかにしたことにより、北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”は「該当機関では、10月4日午前9時から全ての北南（南北）通信連絡線を再開することにした」と報道した。

つづけて「南朝鮮（韓国）当局は北南通信連絡線の再稼働の意味を深く刻み、北南関係を収拾し今後の明るい前途を開いていくことにおいて先決されるべき重大課題を解決するために、積極的に努力しなければならない」と伝えた。

このことにより、北朝鮮はこの日の午前9時から南北共同連絡事務所と軍通信線を通じた韓国側からの通話の試みに応じるものと予想される。

キム総書記は先月29日に開かれた最高人民会議の施政演説で「現在の北南関係が一日も早く回復し朝鮮半島に強固な平和が築かれることを望む民族全ての期待と願いを実現するための努力の一環として、断絶されている北南通信連絡線を再び回復することに対する意志を表明する」と伝えている。

南北通信連絡線の回復は、ことし8月10日に米韓合同演習の事前練習にあたる危機管理参謀訓練（CMST）が開始されたことに北朝鮮が反発し連絡線を断絶してから、55日ぶりとなる。