気象庁、鬱陵島で史上24回目の「龍の登り雲」観測=韓国報道(画像提供:wowkorea)
気象庁、鬱陵島で史上24回目の「龍の登り雲」観測=韓国報道(画像提供:wowkorea)
2日午前8時ごろ、キョンサンブクト・ウルルングン(慶尚北道鬱陵郡)のサドン(沙洞)港付近の海上で「竜の登り雲」現象が目撃された。

気象庁によると、午前7時55分から8時15分にかけて発生した竜の登り雲は、約20分間後に海上に向けて消失した。

「龍の登り雲」とは、地面や海の表面と空から吹く風の方向が異なる時に発生する柱状の上昇気流だ。

風が吹き上がることで発生する竜巻が、まるで龍が昇天するようだとして名付けられた。内部の風速が秒速100メートル、吸い上げられる速度も秒速40~90メートルに達する。移動速度は40~70キロで、海で発生すれば龍の登り雲、陸地で発生すれば竜巻と呼ぶ。龍の登り雲は通常暖かい海上で形成され、水蒸気を含む。

鬱陵島で観測された龍の登り雲現象は2012年以降9年ぶりのことだ。国内では1985年10月に鬱陵島で龍の登り雲が初めて報告され、チェジュド(済州島)、インチョン(仁川)、カンヌン(江陵)などで計23回観測された。
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