北朝鮮は対話の意志があるのか…結局通信線の最終通話は「不応」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は対話の意志があるのか…結局通信線の最終通話は「不応」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長は今月初めに南北通信連絡線の復元の意向を明らかにしたが、北朝鮮が結局韓国側の定期通話の試みに応答しなかった。

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特に、金正恩委員長が通信線の復元を示唆した翌日に新型反航空(地対空)ミサイルを試験発射しながら、北朝鮮の対話再開の本気度に疑問が大きくなっている状況だ。

韓国統一部はこの日、メッセージでのお知らせを通じて「北朝鮮が南北共同連絡事務所のチャンネルを通じた午前9時の開始通話と午後5時の最終通話の試みに応答しなかった」と明らかにした。

軍関係者も北朝鮮がこの日の午前と午後、日本海(韓国呼称名:東海)・黄海(韓国呼称名:西海)地区の軍通信線の定期通話に応答しなかったと伝えた。

これに先立ち、北朝鮮の金正恩国務委員長は先月29日、最高人民会議の施政演説を通じて「10月初めから関係悪化で断絶させていた南北通信連絡線を再び復元(する)」という意思を明らかにした。

南北通信連絡線は昨年6月に北朝鮮側のケソン(開城)南北共同連絡事務所の爆破とともに断絶されたが、7月27日にムン・ジェイン(文在寅)大統領と金正恩委員長の親書交換を通じた合意で13か月ぶりに再開した。しかし、北朝鮮側は米韓連合訓練を問題視して再開から2週間で断絶し、定期通話に応じていない。

これにより、金正恩委員長が予告した南北通信線の復元がいつ行われるか注目される。統一部は平日の午前9時と午後5時の2度にわたって共同連絡事務所を通じた業務開始と最終通話を進めてきた。
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