韓国国防相、北朝鮮の “軍事的脅威”を言及「国民を守る」

韓国のソ・ウク（徐旭）国防相はきょう（1日）“第73回 国軍の日”記念式で「我々 “国民の軍隊、大韓強軍”は、北朝鮮の軍事的脅威など、どのような状況であっても国民の皆さまを固く守っていく」と伝えた。

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ソ国防相はこの日、ポハン（浦項）ヨンイル（迎日）湾の大型輸送艦の艦上でムン・ジェイン（文在寅）大統領を迎えた中、行なわれた記念式の歓迎の辞で「わが国軍は急変している安保状況と新たなかたちの安保脅威の中でも、揺るぎなく本来の使命を完遂し、未来の安保脅威に対応できる強い力を備えていく」と語った。

北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党総書記が、断絶している「南北通信連絡線の回復」を言及し、韓国政府が北朝鮮の極超音速ミサイルに対して「挑発」と規定しないなど、南北関係において変化の流れが生じている中、北朝鮮の「軍事的脅威」について言及したことから、注目されている。

キム総書記は先日、最高人民会議の施政演説を通じて「我々は南朝鮮（韓国）に挑発する目的も理由もなく、危害を加える考えもない」とし「南朝鮮は『北朝鮮の挑発を抑止しなければならない』という妄想と危機意識・被害意識から速やかに抜け出すべきだ」と語っている。