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韓国 きょうのニュース(9月24日)
◇新規コロナ感染者2434人 過去最多に 韓国の中央防疫対策本部は24日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から2434人増え、累計29万5132人になったと発表した。市中感染が2416人、海外からの入国者の感染が18人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1715人、訂正後)から719人増え、これまで最多だった8月11日(2221人)を上回り、過去最多を更新した。新規感染者数が1000人を上回るのは80日連続。◇コロナ感染者 政府「今後さらに増える可能性」 新型コロナウイルスの新規感染者数が2434人と過去最多を更新したことを巡り、政府は感染者数が今後さらに増加するとの見通しを示した。中央災難(災害)安全対策本部の李基日(イ・ギイル)第1統制官は定例会見で、秋夕(中秋節、今年は9月21日)の連休に帰省した人が首都圏に戻って検査を受けたことで感染者数が増加したとし、あすにはさらに増える可能性もあると述べた。また、連休前から続いていた首都圏の感染拡大は依然として深刻であり、連休期間に全国で人の移動が増えたことで首都圏以外の感染者数も増加する可能性が非常に高いと懸念を示した。◇北朝鮮 文大統領「対話の扉閉じていない」 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、記者団に「韓国と米国による対話提案に北はまだ応じていないが、対話の扉を閉じているわけではないと思う」との認識を示した。文大統領は「(北朝鮮は)先日、ミサイルを発射したが、約束した核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験のモラトリアム(猶予)を維持している」として、「米国が対話を断念しない程度に低レベルで緊張を高めている」と分析。「依然として対話の扉を開いたまま、いろいろ考慮しているとみられる」と述べた。◇金与正氏 文大統領の終戦宣言提案に「良い発想」 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長は終戦宣言について、「終戦宣言は悪くない」として、「長期間続いている朝鮮半島の不安定な停戦状態を物理的に終わらせ、相手に対する敵対視を撤回する意味での終戦宣言は興味深い提案であり良い発想」とする談話を出した。◇韓国が日本に輸出規制の早期撤回求める 外相会談 国連総会に合わせて米ニューヨークを訪れている鄭義溶外交部長官は23日午前(米東部時間)、日本の茂木敏充外相と会談した。韓国外交部は、両外相が約50分にわたり、両国間の懸案の解決と未来志向的な関係発展に向けて虚心坦懐(たんかい)に意見を交わしたと伝えた。鄭氏は韓日の歴史問題に対する韓国政府の立場を説明し、解決策を探るために共に努力する必要があると強調。また、日本に対し輸出規制措置の早期撤回を求めた。◇韓国企業の15%が「限界企業」 総借入金11兆円超に 韓国企業のうち約15%が、3年連続で営業利益が総利子を下回る「限界企業」と分析された。韓国銀行(中央銀行)が公表した報告書によると、2020年末の時点で限界企業の数は3465社と推定される。外部監査が義務付けられている2万2688社に対する限界企業の割合は19年から0.5ポイント上昇した15.3%で、10年の統計開始以来最も高かった。限界企業の総借入金(124兆5000億ウォン=約11兆7000億円)も、前年から9兆1000億ウォン増加した。

