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韓国 けさのニュース(9月13日)
◇北朝鮮「新型長距離巡行ミサイル試射に成功」 正恩氏は立ち会わず 北朝鮮の朝鮮中央通信は13日、国防科学院が11、12両日、新たに開発した新型長距離巡航ミサイルの試射に成功したと報じた。朝鮮中央通信は同ミサイルについて「試射を成功裏に行った」とした上で「国家の領土と領海上空に設定された楕円および8字形飛行軌道に沿って7580秒飛行し、1500キロメートル先の標的に命中した」と伝えた。ミサイルは設計上の要求をすべて満たしたという。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は試射に立ち会わなかった。◇政府「表現の自由守るため努力」 国連の「メディア懲罰法案」見直し勧告に 政府が、メディアに対する懲罰的な損害賠償を可能にする「言論仲裁法」改正案を見直す必要があるとした国連の人権専門家の指摘に対し、現在国会で改正案を議論しており、政府は表現の自由を守るために努力すると返信したことが分かった。これに先立ち、国連で言論と表現の自由を担当するアイリーン・カーン特別報告者は、改正案が表現の自由を著しく制限する懸念があるとして、国際人権基準に一致する方向で見直すよう勧告する書簡を公開した。政府は国連に対し、8月中の成立を目指していた改正案を今月末まで再検討することを決め、与野党の議員やメディア関係者、有識者による協議体を設置して改正案を議論すると説明。国民の表現の自由を守るための政策努力を続けると伝えた。◇与党の大統領選候補選び 京畿道知事が独走も2位との差縮小 与党「共に民主党」は12日午後、大統領選(来年3月)の公認候補選びの大きなヤマ場となる「スーパーウイーク」の第1次投票で、李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事が得票率51.09%で6人中1位、李洛淵(イ・ナギョン)前党代表が31.45%で2位になったと発表した。スーパーウイークには党員と事前登録した一般有権者からなる「選挙人団」が参加する。李在明氏は各地で順次実施される地域投票で現在4連勝しており、累計得票率は11日時点で53.8%だった。1回目のスーパーウイークでも過半数を得票して独走態勢を固めたとはいえ、累計の得票率は51.4%に小幅低下し、まだ決定的ではない。一方の李洛淵氏は今回、得票率が初めて30%を上回った。2週間後の全羅道での結果が鍵を握りそうだ。◇新規コロナ感染者1433人 69日連続1千人超 中央防疫対策本部は13日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1433人増え、累計27万4415人になったと発表した。市中感染が1409人、海外からの入国者の感染が24人だった。1日当たりの新規感染者数は69日連続で1000人を超えた。前日(1755人)より322人少ないが、週末は平日に比べ検査件数が少なく新規感染者数も減少する傾向があるため感染拡大の勢いが弱まったとは見なせない。

