韓国　けさのニュース（９月７日）

◇新規コロナ感染者１５９７人　感染再拡大の兆し　中央防疫対策本部は、７日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から１５９７人増え、累計２６万３３７４人になったと発表した。市中感染が１５６３人、海外からの入国者の感染が３４人だった。１日当たりの新規感染者数は前日（１３７５人）より２２２人多く、６３日連続で１０００人を超えた。火曜日に発表される月曜日の感染者数としては前週（１３７０人）より２２７人多く、再び感染が拡大する兆しが出ている。◇ワクチン１回目接種　「中秋節前に７割」目標へ一歩前進　新型コロナウイルスワクチンの１回目の接種者が累計３０００万人を超え、秋夕（中秋節、今年は９月２１日）までに国民の７０%が１回目の接種を終えるという政府の目標に一歩近付いた。５０代を対象にした２回目の接種も本格化し、接種完了者の割合も急速に上昇するとみられる。ただ、接種規模が拡大するにつれて副反応や誤接種の報告事例も増加しており、これに対する管理と防止策の強化が必要な状況だ。◇ブルージェイズ柳賢振が６回無失点の好投　今季１３勝目　　米大リーグ・ブルージェイズの韓国人左腕、柳賢振（リュ・ヒョンジン）が７日（日本時間）、ニューヨークのヤンキースタジアムで行われたヤンキース戦に先発登板し、６回３安打無失点、６奪三振の好投で今季１３勝目を挙げ、ア・リーグ２位となった。防御率は３．７７。自身の大リーグでのシーズン最多勝利記録にもあと１勝と迫った。◇２０３０年に「自動車大転換」　内燃機関車からＥＶへ　１００年以上続いてきた内燃機関車の時代が終わり、電気自動車（ＥＶ）の時代が近付いている。世界的な炭素中立（カーボンニュートラル）の動きとあいまって、自動車メーカーは内燃機関車の生産を中止してＥＶへの転換を急いでいる。２０３０年以降は、欧州や米国で内燃機関車の新車販売が禁止されるとの見通しも出ている。現代自動車の高級車ブランド「ジェネシス」、ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）、メルセデス・ベンツ、ボルボなどが内燃機関車の生産中止計画を発表した。◇全国で曇りや雨　東海岸で最大１２０ミリの大雨　二十四節気の一つで、秋の気配が漂い始める頃とされる「白露」の７日は、全国的に曇りで首都圏と東海岸を中心に雨が降る見通しだ。忠清道と南部地方、済州道でも午後から雨が降るところがありそうだ。予想降水量は江原道北部、鬱陵島、独島で３０～８０ミリ（多いところで１２０ミリ以上）、首都圏、江原道南部、慶尚北道北部、慶尚南道の南海岸、済州道で１０～６０ミリ、忠清道、南部地方、黄海５島で５～３０ミリ。最高気温は２１～２９度と予想される。◇韓国の成人２００万人　「読み書き・計算困難」　教育部と国家生涯教育振興院が発表した韓国成人の基礎読解能力の調査結果によると、基本的な読み書きや計算が困難な成人は成人全体の４．５%に当たる約２００万１０００人と推計され、１７年に行われた前回の調査結果（７．２%）から２．７ポイント減少した。韓国の成人の読解能力は年齢が高い、月の世帯所得が低い、学歴が低い人、農村・漁村に住む人がより低いことが分かった。複数の要因の中では、学歴と月の世帯所得で読解能力の格差が最も大きかった。