ソウル・淑明女子大学の学生5人に1人以上が痴漢やセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)の被害を受けた経験があることが分かった。同大学の性平等相談所が22日、昨年9月5日から10月7日まで、学部生2534人を対象に実態調査を行った結果を明らかにした。セクハラなどの経験があると回答した学生は543人で、全体の23.3%だった。
 加害者は、「知らない人」が53.2%で最も多く、軽い知り合い(14.8%)、先輩(10.9%)、教授(3.6%)、講師(2.1%)と続いた。

 被害時の対処方法として挙げられたのは、「不快だと意思表示をし怒った」が30.5%、「我慢して気付かないふりをした」が26.0%、「笑ってやり過ごしたり冗談でかわした」が18.3%などだった。一方、女性団体など相談機関に助けを要請した人は2.6%、国家人権委員会や司法機関に申告した人は0.7%にとどまった。


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