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韓国 きょうのニュース(8月26日)
◇韓国が2年9カ月ぶり利上げ 年0.75%に 韓国銀行(中央銀行)は定例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年0.5%から0.75%に引き上げた。利上げは2018年11月以来、2年9カ月ぶり。韓銀は昨年3月、新型コロナウイルスの感染拡大により景気減速が予想されるとして政策金利を年1.25%から過去最低の0.75%に引き下げ、同5月にはさらに0.25%利下げした。その後は据え置きが続いていたが、利上げに踏み切った。景気を底支えするため韓銀が1年半にわたり主導してきた「超低金利時代」が終焉(しゅうえん)を迎えたことになる。◇アフガン現地スタッフら378人搭乗の輸送機 韓国に到着 イスラム主義組織タリバンが実権を握ったアフガニスタンで韓国政府に協力していた現地スタッフとその家族、378人が搭乗した韓国軍の輸送機が26日午後、仁川国際空港に到着した。到着後は新型コロナウイルスのPCR検査を受け、陰性と確認されれば中部・忠清北道鎮川にある国家公務員人材開発院に移動する。◇新規コロナ感染者1882人 死者は20人増 中央防疫対策本部は、26日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1882人増え、累計24万3317人になったと発表した。市中感染が1829人、海外からの入国者の感染が53人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(2154人、修正後)に過去2番目の多さとなったが、この日は272人減って再び2000人を下回った。◇所得中位60%以下の若年層に家賃支援へ 政府と与党「共に民主党」は国会で協議会を開き、所得が中位60%以下の若年層を対象に毎月家賃20万ウォン(約1万9000円)を最大1年間支援する青年支援特別対策に合意した。協議会に出席した同党の李東学(イ・ドンハク)最高委員は「新型コロナウイルス禍の長期化に伴い、既存の受給世帯から除外された若年層を対象に1年間の期間限定で支援することを決めた」と説明した。◇北朝鮮 来月28日に最高人民会議開催 北朝鮮の朝鮮中央通信は、最高人民会議(国会に相当)の第14期第5回会議が9月28日に平壌で開催されると報じた。同通信は、市・郡発展法、青年教養保障法の採択、人民経済計画法改正に関する問題、組織(人事)問題などが議題となると説明した。代議員(国会議員に相当)の登録は来月27日に予定されている。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が出席するかどうかにも注目が集まる。

