米・露の北朝鮮担当高官が明日訪韓…北朝鮮に対するメッセージが注目される

米国とロシアの北朝鮮担当高官が21~24日の間、韓国を訪れる。北朝鮮が米韓合同軍事演習を非難し、2週間後に再び通信連絡線を絶った状況で、米国、ロシアなど主要国との協議の末、どのようなメッセージが出てくるか注目される。

韓国外交部(日本の外務省に相当)によると20日、ソン・キム北朝鮮担当特別代表は21~24日の間、韓国を訪れて北朝鮮問題について議論する。

また、ロシア外交部のイゴーリ・モルグロフ・アジア太平洋地域外務次官兼北朝鮮担当代表も21~26日までの5泊6日の日程で韓国を訪れる。

韓国外交部は23日、ノ・ギュドク朝鮮半島平和交渉本部長がソン・キム代表と北朝鮮の核問題を巡る首席代表協議で、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着の実質的進展のための両国間の協力案について議論する計画だと明らかにした。また、ソン・キム代表は今回の訪問で、統一部のイ・イニョン長官を表敬訪問することが分かった。