テグ(大邱)高裁で19日、殺人などの容疑で起訴されたキム被告の控訴審の論告求刑公判が開かれた。
キム被告は自分の娘だと思って育てていた妹を空きマンションに放置して死亡させた疑い(殺人・児童福祉法違反)で起訴され、一審で懲役20年を言い渡された。一審後、キム被告側と検察ともに量刑不当を理由に控訴した。
この日、検察はキム被告に「懲役25年、就業制限10年、電子装備を装着してほしい」と裁判部に要請した。
キム被告の弁護人は「被告人は犯罪事実を認め反省し、後悔している」とし、「被告人の置かれている状況を察して、予期せぬ妊娠をしたため、経済事情が良くなく、精神的・身体的に厳しい状態にあった。最大限善処して寛大な処分を下してほしい」と訴えた。
キム被告も最終弁論で、「わたしはその当時、正気ではなかったが、犯行を認めて反省・後悔しており、2人目の子どもを育てなければならないので善処をお願いしたい」と述べた。
キム被告と死亡した女児の実母ソク被告は未成年者略取・誘拐などの容疑で拘束起訴され、去る17日に懲役8年の判決を受けた。なお、判決公判は来月16日午前10時に開かれる。
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