協議関係者によると、北朝鮮は単純な説明ではなく、申告の一部分として説明する考えを示しており、特にウラン濃縮計画の存在に対する証拠を提示するよう求める条件も出さなかった。同日の会議で北朝鮮の李根(リ・グン)外務省米州局長は、同様の趣旨の発言を数回にわたり繰り返したという。
米国が北朝鮮の高濃縮ウラン保有疑惑を提起し、2002年に北朝鮮核危機が発生して以来、北朝鮮は関連疑惑を否認しており、「証拠が提示されれば説明する」との姿勢を示していた。北朝鮮がこうした態度を改めたのは、最近の米朝協議で相当な進展があったためとみられる。
韓国次席代表の林聖男(イム・ソンナム)北核外交企画団長は、「北朝鮮側は包括的で正確にすべての内容を申告するとの考えを示した」と伝え、建設的な方向で協議が進められていると評価している。
Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0