黒竜江省ハルビン市でビルの上部が崩れ落ち4人死亡=中国報道(画像提供:wowkorea)
黒竜江省ハルビン市でビルの上部が崩れ落ち4人死亡=中国報道(画像提供:wowkorea)
8月8日午後3時10分頃、中国の黒竜江省ハルビン市内の7階建ての建物で最上階の床が崩れ落ちる事故があった。事故当時、現場では防水工事の作業が行われており、11人の作業員が事故に巻き込まれた。11人のうち9人がすぐに救出され病院に搬送されたが、2人の死亡が確認された。他の7人は軽傷だった。行方不明となっていた2人は同日9時20分頃に発見されたが、病院で死亡が確認された。

 現在、事故現場は封鎖されており、関係部署が事故原因を調査している。

 事故が発生した建物は、ハルビン市動力区の区役所があった建物。区役所の移転後は「職業学校」の教室として使用されていた。現地住民によると、同建物は築30~40年程度。その間に改築されていたかどうかは不明だという。

 現場写真を見ると、建物7階の天井部が室内に崩れ落ちており、一面の壁と窓が脱落している。

 防水工事を請け負っていたのは「黒竜江建龍集団投資集団有限公司」(以下「建龍集団」)の子会社。「建龍集団」によると、今回の事故で死亡した4人はいずれも7階で作業していた。ケガをした7人には生命の危険はないという。

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