国連とEUなどの国際社会は「対北人道的支援に乗り出す準備ができている」という旨を明らかにした(画像提供:wowkorea)
国連とEUなどの国際社会は「対北人道的支援に乗り出す準備ができている」という旨を明らかにした(画像提供:wowkorea)
北朝鮮のハムギョンナムド(咸鏡南道)地域では、豪雨により かなりの水害が発生している中、国連とEU(ヨーロッパ連合)などの国際社会は「対北人道的支援に乗り出す準備ができている」という旨を明らかにした。ただ「自力更生」を掲げている北朝鮮当局が、これを受け入れるかは未知数である。

国際連合人道問題調整事務所(OCHA)の報道官は6日(現地時間)、米国政府が運営する国際放送“ボイス・オブ・アメリカ(VOA)”に「北朝鮮東部で洪水が発生したという報道に、懸念を抱き見守っている」とし「北朝鮮当局と接触中であり、被災民の人道主義的要求に対応しようとしている北朝鮮の努力を支援する準備はできている」と伝えた。

つづけて「洪水の報道が、一か月にわたって続いた猛暑につづき出された」とし「北朝鮮の食糧安保状況への懸念が より高まった」と付け加えた。

EU人道主義支援局もこの日、米国ラジオ放送局“自由アジア放送(RFA)”に書面で「北朝鮮の一部地域の干ばつと大規模な洪水の複合的な影響による食糧不足に対して、非常に懸念している」とし「国境閉鎖措置が緩和されれば、支援を提供する準備はできている」と伝えた。

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