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韓国 けさのニュース(8月6日)
◇政府 国産第1号ワクチン実用化を全面支援 政府は5日、来年上半期までに国産の新型コロナウイルスワクチンの開発を目指すことなどを盛り込んだ「Kグローバルワクチンハブ化ビジョン・戦略」を策定した。バイオ医薬品の生産能力や人的資源を基にグローバルワクチンハブに飛躍するため、今年下半期から2026年までの5年間で計2兆2000億ウォン(約2100億円)を投じる。また、ワクチン開発を後押しするため、国内の関連会社を全面的に支援する。今年は1667億ウォンを投じ、SKバイオサイエンスなど一部の製薬会社が実施する第3相臨床試験の費用を支援する方針だ。◇東京五輪バレー女子 準決勝でブラジルと激突 東京五輪のバレーボール女子は6日午後9時から準決勝が行われ、韓国はブラジルとの戦いに臨む。ブラジルに勝てば韓国バレーボール史上初の五輪銀メダル以上が確定し、米国―セルビア戦の勝者と金メダルをかけて争うことになる。ブラジルに敗れれば8日の3位決定戦に回る。1976年のモントリオール大会で韓国球技史上初めて獲得した銅メダルの記録を45年ぶりに更新できるか注目される。◇ソウルのマンション需要増 物件不足懸念も 政府が、不動産価格が上限に近づいていると警告したにもかかわらず、ソウルのマンション需要はむしろ高まっていることが分かった。伝貰(家賃の代わりに入居時に高額を預ける賃貸方式)も整備事業による移住需要に加え、人気の学区がある地域の需要も重なって供給不足が深刻化しており、引っ越しが増える秋には伝貰物件の不足が懸念される。◇与党内で韓米軍事演習延期論広まる 党代表は否定 今月に予定されている韓米合同軍事演習を巡り、与党「共に民主党」内で内部分裂の兆候がみられる。韓米政府間の合意事項であり、既に演習の準備が進んでいるため引き返せないとの立場と、南北対話再開を条件に延期すべきだとの立場が真っ向から対立している。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長が事実上の中止を求める談話を出したことに対し、宋永吉(ソン・ヨンギル)共に民主党代表は5日、「そのようなことを理由に延期するのは筋が通らない」と述べた。◇南北通信回線復旧後初の多国間協議へ 北も参加のARF外相会議 北朝鮮が参加する唯一の域内の多国間協議、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)外相会議が6日、テレビ会議方式で開かれる。北朝鮮からは昨年と同様、安光日(アン・グァンイル)駐ASEAN代表部大使兼駐インドネシア大使が出席する。韓国と北朝鮮の通信連絡線が復旧したことで南北対話再開への期待が高まり、北朝鮮のメッセージに関心が集まっているが、外相ではなく大使が出席するため、進展した立場を示す可能性は低いとみられる。

