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韓国 けさのニュース(7月29日)
◇コロナ感染拡大続く 新たな防疫対策検討も 国内で新型コロナウイルス流行の「第4波」の勢いが増しており、状況は次第に悪化している。週末を経てやや落ち着いていた1日当たりの新規感染者数は、前日に1800人を超えて再び過去最多を更新した。首都圏と首都圏以外を問わず全国各地で感染確認が続いている上、当局と専門家は第4波がまだピークに達していないとみており、感染者の規模は今後さらに拡大する可能性がある。政府は現行の感染防止策「社会的距離の確保」の効果が来週になっても表れない場合、新たな防疫措置を検討せざるを得ないとの立場を示した。◇モデルナ製ワクチン来週から供給再開 50代への接種予定通り実施 欧州工場での生産の遅れで韓国への到着が8月にずれこむことになった米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンが、来週から再び供給される。政府はモデルナ製ワクチンの導入日程を一部調整したが、現在行われている55~59歳を対象とする1回目のワクチン接種は予定通り実施し、18~49歳を対象とする接種も当初の計画通り来月から実施できるとの立場だ。◇東京五輪100自由形 黄宣優がきょう決勝出場 韓国競泳界のホープ、18歳の黄宣優(ファン・ソヌ、ソウル体育高)が29日、東京五輪競泳の男子100メートル自由形の決勝に出場する。黄は前日に行われた準決勝で47秒56のアジア新記録を樹立し、4位で決勝に進出した。決勝進出は200メートル自由形に続いて2回目。黄が世界のライバルと繰り広げるレースでメダル圏内に入れば、韓国競泳史を再び塗り替えることになる。◇金正恩氏が友誼塔に献花 中朝の血盟関係継承を強調 北朝鮮の朝鮮中央通信は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が「祖国解放戦争勝利」68周年に合わせて28日に友誼(ゆうぎ)塔を訪れたと伝えた。金正恩氏は献花し、「血縁的なきずなで結ばれた朝中(中朝)親善は、共同の偉業に向けた一つの道で代々固く継承されていくだろう」と述べた。北朝鮮は朝鮮戦争の休戦協定締結日(7月27日)を「祖国解放戦争勝利記念日」(戦勝節)としている。平壌の友誼塔は中国人民志願軍の朝鮮戦争参戦をたたえるため建立された。◇全国的に猛暑続く 各地でにわか雨 29日は全国的に曇りで、蒸し暑い天気が続きそうだ。首都圏と江原道の内陸・山間部、全羅北道、慶尚道の内陸、忠清道では午後から30日未明までに5~40ミリのにわか雨が降る。最高気温は30~36度の予報。粒子状物質(PM)の濃度は全国で「良い(低い)」~「普通」となる見通しだ。ただ、首都圏では大気が停滞して国内で発生した粒子状物質が蓄積し、午前中に一時的に「悪い(高い)」レベルに上昇すると予想される。

