京畿南部警察庁捜査専門チームは19日、火災予防、消火設備設置・維持及び安全管理に関する法律違反の疑いでクーパン物流センター内の電気及び消防施設を担当するA社所属のチーム長と職員2人の計3人を立件したと明らかにした。
また、A社法人も同じ容疑で立件した。
警察によると、B氏などは先月17日午前5時20分頃、物流センター地下2階から出火した当時、火災警報器が鳴ったが現場を確認せずに6回にわたって防災システムの動作を初期化し、スプリンクラーの作動を10分遅らせた疑いがもたれている。
調査の結果、警報器が最初に鳴った時刻は午前5時27分だったが、B氏らはこれを機器の誤作動だと考え、6回にわたって防災システムを初期化していたことが分かった。
その後、システムが再び作動しスプリンクラーが作動した時刻は午前5時40分であり、最初の警報が鳴ってから10分余り過ぎた後だった。
警察関係者は、「彼らは防災システムを担当する下請け業者所属の職員で、スプリンクラーの動作を遅延させたことが火災の拡大につながったとみられる」と述べた。
一方、先月17日午前5時20分頃、キョンギド(京畿道)利川市にあるクーパンドクピョン物流センター地下2階で発生した火災は、発生から6日後の同月22日ごろ、完全に鎮火した。
この火災で、京畿道光州消防署119救助隊のキム・ドンシク救助隊長(52・消防領)が人命捜索のため建物の地下2階に進入したが、火災が広がった際に外に脱出できず死亡した。
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