北朝鮮、新世代の党活動家に対し思想教育を強調(画像提供:wowkorea)
北朝鮮、新世代の党活動家に対し思想教育を強調(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が1980年から1990年にかけて生まれた、「チャンマダン(市場)世代」の党活動家が、忠誠心が薄いとして、思想教育が必要だと強調した。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

 北朝鮮の労働党機関紙・労働新聞は10日、「革命的な修養と党思想の教育をさらに強化しよう」という論説で、「党活動家の世代交代が絶えず行われている」とし、「90年代の『苦難の行軍』前後に成長した世代が今、活動家の主力として登場している」と明らかにした。

 新聞はこれに対し「搾取と圧迫も、亡国の悲しみも、戦火も体験せず、焼け野原の上ですべてを新たに起こさなければならなかった苦難も経験していない」とし、「党活動家の質的な変化は、革命化問題を一層表面化させている」と指摘した。

 北朝鮮は韓国の文化に慣れた「MZ世代」(10~30代)に対する思想取り締まりを相次いで強調している。キム・ジョンウン国務委員長が今年4月に、自ら「若者の服装とヘアスタイル、言動、人々との関係についても、常に教え、統制が必要だ」と話している。「反動思想文化排撃法」を制定し、韓国の映像物を流布した者に対し、最大死刑に処すことにした。最近は、夫婦や恋人間の呼称でも、韓国の言葉遣いを禁じたという。
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