国会情報委員会の会議に出席した国情院の朴智元(パク・チウォン)院長=8日、ソウル(聯合ニュース)
国会情報委員会の会議に出席した国情院の朴智元(パク・チウォン)院長=8日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国情報機関の国家情報院(国情院)は8日の国会情報委員会で、原子力技術の研究開発を担う政府系機関、韓国原子力研究院が北朝鮮の犯行と推定されるハッキング攻撃に12日間さらされたと報告した。情報委幹事を務める与党「共に民主党」の金炳基(キム・ビョンギ)議員と最大野党「国民の力」の河泰慶(ハ・テギョン)議員が伝えた。 河氏は「(国情院は)原子力研究院から6月1日に被害の報告を受けて調査中」だとし、「12日ほど北(のハッキング攻撃)にさらされた」と伝えた。国情院は、このハッキングの背後に北朝鮮がいるとの見方を示し、「中核技術資料は流出していない」と説明したという。 一方、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)に関し、国情院は「最近10~20キロ減量し、正常に統治活動を行っている」と伝え、健康状態に問題はないと報告した。
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