韓国・現代百貨店貿易センター店、新型コロナ感染者69人に増加…12日まで臨時休業

韓国の現代百貨店は新型コロナウイルスの集団感染の懸念が高まった貿易センター店に対して、12日まで臨時休業することを決めた。

キム・ヒョンジョン の最新ニュースまとめ

　現代百貨店によると、防疫当局が発表した現百貨店貿易センター店関連の新型コロナウイルス感染者は計69人。現在まで確認された69人全員は貿易センター勤務の職員と把握されている。

　現代百貨店は貿易センター店で勤務する全職員約3600人に対する新型コロナウイルスの全数検査を実施した。今月7日までに約3100人の検査結果が出ており、残り約500人に対する検査結果も同日中に出る予定だ。

　現代百貨店は貿易センター店の休業期間中、防疫当局との緊密な協力を通じて、自己防疫や衛生管理に全力を傾ける方針だ。店舗に勤務する職員の安全のため、倉庫や休憩スペースなど職員の利用施設に対する防疫指針順守などを管理する「安全防疫官」制度を設けて運営する計画だ。

　現代百貨店のキム・ヒョンジョン社長は「新型コロナウイルスの“第4波”の懸念が高まっている状況で、追加拡散を最小限に抑え、顧客および職員の安全などを総合的に考慮し、今月12日まで貿易センター店を休業することを防疫当局と協議して決めた」と述べた。

　キム社長は「今回の貿易センター店での集団感染により、懸念していらっしゃる顧客の皆様に深くお詫び申し上げる」とし「臨時休業期間中、防疫当局と協議を通じて徹底した防疫措置などを実施し、顧客や職員に安全なショッピング空間を準備できるよう最善を尽くす」と強調した。