日産自動車、イギリスにバッテリー工場を設立して年間10万台の電気自動車を生産=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日産自動車、イギリスにバッテリー工場を設立して年間10万台の電気自動車を生産=韓国報道(画像提供:wowkorea)

 日産自動車がイギリスに大規模なバッテリー工場を設立し、年間10万台の電気自動車を生産することにした。

 日本のNHKによると2日(現地時間)、日産自動車が1日にイギリス北部のサンダーランド工場でこのような計画を発表した。このため、約1500億円を投資する予定だ。

 グプタ・アシュワニ最高運営責任者(COO)は「サンダーランド工場が今後、電気自動車の新しいモデルを生産する」とし、「こうした措置は欧州各国の市場で年間10万台の生産体制を整備すること」と明らかにした。

 日産は電気自動車生産に欠かせないバッテリーを供給するため、中国のバッテリーメーカー「インビジョン(Envision)AESC」も大規模なバッテリー工場を設立する予定だ。また、日産の工場と周辺の関連企業は太陽光発電など再生可能エネルギーで電力の供給を受ける予定だ。

 英国では2030年までにガソリン自動車とディーゼル自動車の新車販売が禁止されるなど、環境規制が強化されている。このため、企業は電気自動車への転換の動きを一層強化している。

 これに先立ち、フランスのルノーは2030年までに欧州で販売するルノーブランド自動車の90%を電気自動車に変更すると発表している。フランスに新たに建設される工場でバッテリーも調達する計画だ。

 ルノーのルカ・デメオ最高経営者(CEO)はNHKとのインタビューで「ルノーと日産は早くから電気自動車事業を進めており、多くの経験がある」とし、「両社が今回それぞれ発表した計画は当分の間、独立した形で進められ、シナジー効果が得られるだろう」と明らかにした。

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