Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40
韓国 けさのニュース(6月30日)
◇韓国ファイザー「下半期にコロナワクチン供給を本格化」 米製薬大手ファイザーの韓国法人、韓国ファイザー製薬のオ・ドンウク社長はこのほど聯合ニュースのインタビューに、「ファイザー本社と韓国ファイザーは韓国に新型コロナウイルスワクチンが迅速に導入されるよう努力している」と述べた。同氏は「下半期に多くのワクチンが(韓国に)入る予定で、接種には問題がないだろう」とし、政府が目標に掲げる11月の集団免疫獲得に向け積極的に協力していると強調した。政府はファイザーから6600万回(3300万人分)のワクチンを調達する契約を締結済みだ。◇大統領選出馬表明の前検事総長が本格始動 尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が30日午前、ソウル市内で開かれる大手紙主催のカンファレンスに出席する。来年3月の大統領選で野党陣営の有力候補と目されている同氏は前日に出馬意向を表明しており、この日から本格的な活動に入る。カンファレンスには最大野党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表と金起ヒョン(キム・ギヒョン)院内代表、中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表らも出席する予定で、尹氏との間でどのようなやりとりがあるか注目される。◇与党の大統領選予備選 有力候補3人きょう登録 次期大統領選に向け、与党「共に民主党」が党公認候補を決める予備選の候補者登録を受け付けている。最終日の30日、有力候補である李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事、丁世均(チョン・セギュン)前首相、秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官らがそれぞれ登録する予定だ。同党は7月9~11日に予備選を実施して候補を6人に絞った後、9月5日に公認候補を選出する。◇遠のくマイホーム ソウルの中小型マンション売買価格が大台 KB国民銀行の不動産情報サービスが公表した月間資料によると、6月のソウルの中小型マンション売買価格は平均10億1262万ウォン(約9900万円)だった。2年前は7億ウォン弱だったが、それから約45%上昇し、初めて10億ウォンを超えた。市中心部と高級住宅地以外のエリアの古いマンション団地も価格が急上昇しており、高所得の共働き世帯でもマイホームの取得がますます難しくなっている。◇金正恩氏が幹部を批判「防疫対策怠慢で重大事件」 北朝鮮の朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党中央委員会政治局は29日、「一部の責任幹部の職務怠慢行為を厳重に取り扱い、全党として幹部革命の新たな転換点を設けるため」に拡大会議を招集した。会議を主宰した金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(党総書記)は、世界的な保健危機(新型コロナウイルス)に備えた対策を講じる上で責任幹部たちが党の重要決定の執行を怠け、国家と人民の安全に大きな危機をもたらす重大事件を発生させたと批判した。

