“将来の妻には家庭に入ってほしい”俳優パク・ソジュンによる7年前のインタビューは論争の対象ではなく“他人との相違”への尊重(画像提供:wowkorea)
“将来の妻には家庭に入ってほしい”俳優パク・ソジュンによる7年前のインタビューは論争の対象ではなく“他人との相違”への尊重(画像提供:wowkorea)
俳優のパク・ソジュンが時ならぬ論争に巻き込まれた。7年前に行われたインタビューで出た一部の発言を巡り、「旧時代的な価値観を持っている」という批判が提起されたのだ。問題は極めて一部に過ぎない発言で、パク・ソジュンの価値観が勝手に一般化されているということだ。他人が早合点した“パク・ソジュンの価値観”を巡り、「正しい」、「間違っている」と甲論乙駁まで広がり、パク・ソジュンをまるで過ちを犯した対象のように追い詰めている。

パク・ソジュン の最新ニュースまとめ

論議はオンラインコミュニティから始まった。今月27日のあるオンラインコミュニティには、パク・ソジュンが2014年にあるファッション雑誌と行ったインタビューが掲載され、これに接したネットユーザーたちの意見が分かれ始めた。

「良き父親、良き夫になりたい。(妻が職業を持たずに家庭を面倒見てほしいということ)これは変わりない。僕がそんな環境で育ったので、僕も子どもも母親の手で育ってほしいと思う。幼い頃に生涯の観念が形成されるそうだ。愛されなかった子どもは成人になって問題が生じるようだ。対人関係が円滑でなかったり、極端には犯罪者になりうる。僕も良い父親になろうと思うが、特に子どものそばには母親がいなければならない。正解ではないかもしれないが、今の僕にはこれが正解だ」

これが論議になっているパク・ソジュンのインタビュー内容。この発言は大衆の同意を得て批評を受けなければならない公的な部分ではない、パク・ソジュン個人の極めて私的な考えだ。実に7年前に行われたこのインタビューが、なぜ今になって改めて話題となるのか、その背景が疑わしいほどだ。

この雑誌のインタビューと同じ時期にパク・ソジュンは日本のあるメディアと行った映像インタビューで、「結婚をすれば家に妻がいた方がいいと思うが、妻が望むことがあれば積極的にサポートをして応援をしてあげたい」とし、「なぜなら結婚生活により諦めなければならないことがあるはず。それを尊重してあげたい」と述べたりもした。ただインタビューの中の数行の内容だけで、パク・ソジュンの価値観を「保守的だ」、「旧時代的だ」と裁くことには無理がある。

異性に対する価値観は「正しい」か「間違っている」のかを問い詰める問題ではなく、「他人との相違」だと受け止めなければならない。スターは大衆の関心と愛を受け、これを通じて自身の価値を高めていく存在。過ちは指摘を受け謙虚に受け入れなければならないが、“相違”に対する部分は尊重されなければならない、人格権に対する問題。その上皆それぞれに異なる成長環境から始まった価値観なら、誰もが違わざるを得ない。

よくよく考えてみると、今パク・ソジュンが巻き込まれているのは“こじつけの論議”だ。事実と違うとしても、パク・ソジュンにとっては“傷”ができたはずだ。誰かの無責任な問題提起のせいでも、一度定着した否定的な認識は簡単には消えない。責任を負うこともなく、収拾もできない“じゃなければいいんだけど”的な論議にパク・ソジュンが補償されることがない現実がもどかしいだけだ。





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