軍審議委員会、空軍での「1年前のセクハラ」に起訴を勧告…2次加害者は保留=韓国(画像提供:wowkorea)
軍審議委員会、空軍での「1年前のセクハラ」に起訴を勧告…2次加害者は保留=韓国(画像提供:wowkorea)
軍の検察捜査審議委員会は、セクハラ被害を受けた空軍副士官の死亡事件と関連し、1年前に被害者にセクハラをした容疑を持たれているユン准尉を裁判にかけることを勧告した。

国防部(防衛省に相当)は22日に開かれた第3次軍検察捜査審議委員会で、ユン准尉に対する審議の結果、軍人などの強制わいせつ罪での起訴を議決したと明らかにした。

ユン准尉は1年前に故イ中士が勤務していた空軍第20戦闘飛行団に派遣されていた当時、イ中士にセクハラをした容疑で遺族らにより告訴され、軍検察の調査を受けてきた。

委員会はまた、国防部の監視官室が調査中の空軍の「遅延・縮小報告」疑惑と関連し、セクハラ被害の事実が抜け落ちていた部分について、捜査の依頼を勧告した。

この日の捜査審議委員会は、イ中士がセクハラ被害を報告した後に新たに転入した第15特殊任務飛行団でイ中士の身元を流布するなど、2次加害を行った容疑を持たれている別の上級者2人に対する審議も行われたが、この2人に対する起訴については追加の捜査後に再審査することとなった。

今回の審議は意見書の形で国防部の検察団に伝達され、国防部検察団では関連指針に基づいて審議意見を尊重し処分を行う予定だ。
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