国際オリンピック委員会(IOC)は9日、北朝鮮の大会不参加を公式発表し、北朝鮮に与えられた五輪出場権を「再配分する計画」と伝えた。
これを前に、北朝鮮はことし4月、新型コロナウイルス感染拡大の懸念からオリンピックをはじめとする国際大会に選手団を派遣しないと明かしていた。
IOCのジェームス・マクロード担当責任者は「北朝鮮は4月に不参加を決定したが、われわれに公式的に知らせたわけではなかった」とし、「われわれはこれまで、公式的な連絡を待っていたが、結局、出場権配分のためIOC執行委員会がこのような決定を下した」と説明した。
一方、北朝鮮の夏季オリンピック不参加は1988年のソウルオリンピックボイコット以来、33年ぶり。
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