「漢江・医大生事件」虚偽事実をアップしたユーチューバー収入「月100万近く」=韓国(画像提供:wowkorea)
「漢江・医大生事件」虚偽事実をアップしたユーチューバー収入「月100万近く」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ソウルの漢江で死亡した状態で発見された大学生故ソン・ジョンミン(22)氏事件に疑惑を提起したユーチューバーの月収入が注目を集めている。

JTBCは6日、ソン氏事件について「ソン氏は集団殺害された」「誰かが遺体を取り換えた」と根拠のない主張が飛び交う中、数百万回再生を記録したいくつかのチャンネルは月に千万ウォン(約98万6395円)以上を稼ぐことが予想されると報道した。

メディアによるとチャンネル登録者は7万5000人を超えるあるYouTubeチャンネルは、故ソン・ジョンミン氏の死後に四人の容疑者がいると主張した。このチャンネルはソン氏が一緒にゲームをしていたチームメイトたちに嫌味を言い、彼らが集団殺害を計画したと仮定した。その映像の再生回数は136万回を記録した。

先立って今月4日、ソン・ジョンミン氏の友人側は虚偽の事実を広めたユーチューブなどに対して「原則的に対応する」との立場を明らかにした。これについてこのチャンネルは「自分も告訴してほしい」と述べたという。

ソン氏の友人側は1日、あるユーチューバーを情報通信網法違反(名誉毀損)などの疑いで告訴した。そのユーチューバーはSBS番組「それが知りたい」がソン氏の事件を放送した後、自身のチャンネルに映像を投稿した。この映像はA氏側の弁護士とSBS所属記者が兄弟関係で、今回の事態を収拾するためにある取引をしたという趣旨の内容だった。

訴えられたユーチューバーは収入が目的だったと話した。

専門家はこのような虚偽の主張に対する責任を明確に問わねばならないと強調した。

ソル・ドンフン全北大社会学科教授は「話にならない疑惑を提起して再生回数を増やし、お金を稼ぐための行動を『表現の自由』ということができるのか」と指摘した。
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