韓国のネイバーとカカオで、アストラゼネカ製の余りのワクチン予約サービスが開始された27日午後1時、サービスがオープンすると同時にクリックを開始した。
システムのオープンから接種を希望する人が大勢集まった。ネイバーとカカオ、両方のアプリケーションを使用する考えだったが、カカオトークにあった「余りワクチン」サービスは、オープン後正常起動せず、最終的にはサービスが中断される状況まで発生した。接続者が集中し、サーバーが混みあっていたという説明だ。
幸いなことにネイバーアプリは、サービス中断や途切れなく利用が可能だったが、余りのワクチンの数量が「0」の表示のままだった。
委託医療機関を5か所まで設定すると、余りのワクチンが出た場合に限り、通知を受け取ることができたが、通知は全く来なかった。
サービスオープンから2時間ほど経過した時、地図から2つの委託医療機関に「余りワクチン」があるという表示が出てきた。
一か所は余りワクチンが3つ、もう一方はワクチンが2つで、さっそくクリックしたが、記者がクリックした瞬間、すでに余りワクチンは、なくなっていた。
オープン3時間後には、通知を設定しておいた5か所の委託医療機関のうち、一か所から余りワクチンが「1」残っているというメッセージが表示された。通知を確認し、すぐに予約ボタンを押したが、もっと早い人がいたのか、予約ができなかった。
インターネットコミュニティでは、続々と、ワクチンを接種したという声が上がってくるのを見ると、余りワクチンの予約について、不可能ではないようだった。
しかし、ほとんどの接種待機者はこの日一日、「0」という数字だけを見ていただろう。ソーシャルネットワークサービスで「0」がたくさん表示されたネイバー地図アプリのスクリーンショットを見るのは難しいことではないほどだ。
この日は、65〜74歳の高齢者ワクチン接種が開始された日であり、約52万人が接種を予約していた。アストラゼネカワクチンに対す不信感が大きく、「ノーショー(予約をした人がキャンセルの連絡もないまま、現れないこと)」が多いという一部の予想とは異なり、余りワクチンは、それほど多くなかったと思われる。
予約を諦めようとしていた午後4時頃、余っているワクチンがあるという、4つの医療機関が目に入った。そして今回は、予約に成功した。
ネイバーやカカオを使用して、「余りワクチン」を予約すると、1時間以内に医療機関に到着しなければならない。このため、予約時に本人がいるところから遠くない医療機関を設定することを推奨する。
また、予約完了後にキャンセルした場合、ネイバーとカカオを通じたワクチン予約の機会を失うという「ペナルティ」が課せされるので、予約は慎重にしなければならない。
予約確認がされた後、すぐに医療機関を訪れた。
記者の年齢は43歳、アレルギーや基礎疾患もなく、接種は順調に行われた。血栓の問題で、30歳未満はアストラゼネカ残量ワクチンの予約をすることができない。
予診時、医師は「40代はまだ若い」と強調し、血栓の問題についての注意事項を説明してくれた。予診票を作成し、医師との予診が終わった後、すぐに接種が行われた。
痛くないかと心配したが、幸いなことに注射を打つときの痛みは、通常の注射と変わらなかった。
接種をした日の注意事項、3日間発熱や筋肉痛が起こる可能性があるなど、説明を聞いた後、副反応チェックを終えて15分待機後、帰宅した。
ワクチン接種後の副反応は、8〜10時間後にピークに達するという。一度もインフルエンザを患ったことはなく、風邪もあまりひかないため、発熱や筋肉痛の恐怖があるが、7月には、屋外でのマスクを外すことができるという期待が、今はもっと大きい。
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