金正恩総書記の「雲隠れ」…韓国統一省「意味付けは困難」

北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）労働党総書記は、20日間 表舞台に姿をみせていない。先日の米韓首脳会談に対しても 何の反応もなく、内治に集中し 対外的反応を自制しているようだ。

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韓国統一部（省）は今日（27日）「キム総書記の公開活動が、新型コロナウイルス感染症の影響で 平年よりも減っている傾向が続いている」と分析した。

統一部の当局者は この日記者たちに、最近のキム総書記の動きについて「昨年からの新型コロナの影響により、党大会などの大規模な政治的行事を除いては、公開活動が減っている傾向が続いている」と語った。

また この当局者は「20日以上 キム総書記の公開活動に関する（北朝鮮メディアの）報道がないままだ」とし「このことだけをもって 意味付けするのは困難で、もう少し 動向を見守っていく」と語った。

統一部によると、昨年 キム総書記が15日以上 姿を現わさなかった事例は、計7回だと集計した。今年は、1月18日 新たに任命された党・内閣の幹部たちと記念撮影をした後 姿を現わさなかったが、22日ぶりである2月9日に 再び姿を現わした事例がある。