「漢江・医大生事件」被害者の父親「立場文で息子の酒癖を説明した理由は…」=韓国(画像提供:wowkorea)
「漢江・医大生事件」被害者の父親「立場文で息子の酒癖を説明した理由は…」=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウルのハンガン(漢江)公園で酒を飲んで行方不明となり、死亡した状態で発見された故ソン・ジョンミンさん(22)の父親、ソン・ヒョンさんが遺族側の立場文を発表した経緯について説明した。

父親のソンさんは27日午前、自身のブログに「立場文と漢江の底」というタイトルの文章を掲載し、「数日間かけて準備した立場文を公開した」とし、「実際に私は手助けをしただけで、ジョンミンの母親が数日間食事もとらずに作成した」と話した。

ソンさんは、「私はレビューをよく見ていないので、息子の酒癖や血中アルコール濃度についてどんな話が出ているのか気にしていないが、妻はその部分について誤解が生じるのが嫌で、その部分についての説明から始めた」と明らかにした。

続いて「作成中にも疑惑は生じた」とし、ジョンミンさんと事件当日一緒に酒を飲んでいた友人A氏に対する疑惑を再度提起した。

これに先立ち、ジョンミンさんの遺族側は前日(26日)に立場文を発表し、友人A氏に対する警察の追加捜査を再度求めた。A4用紙13枚にわたる立場文で、「A氏とA氏の家族がジョンミンの入水経緯について真実を明らかにしてくれることを願う」と話した。

これに対し警察は立場文を発表し、捜査現況を説明した。警察は現在まで強力班7チーム全員を投入しA氏を7回(催眠捜査2回を含む)、A氏の両親は3回にわたり調査しており、A氏のノートパソコン・アイパッド、A氏の両親と姉の携帯電話などを提出させフォレンジック作業を行ったと明らかにした。

そして、A氏と家族の電子機器からデータ・通話履歴・メッセージなどが削除された状況は確認できなかったと説明した。また失踪当日から現在まで見つかっていないA氏の携帯電話を探すため海軍などと協力し努力していると強調した。

ただ、遺族側が提起した疑惑と関連しては、「A氏と家族の陳述・行動などの疑惑については事実関係の確認のための調査中であり、具体的なことは申し上げられないという点を理解してほしい」と話した。
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