「漢江・医大生事件」被害者の靴下の土を分析、目撃者2人に催眠調査…疑問は解けるか=韓国(画像提供:wowkorea)
「漢江・医大生事件」被害者の靴下の土を分析、目撃者2人に催眠調査…疑問は解けるか=韓国(画像提供:wowkorea)
警察がソウルのハンガン(漢江)公園で行方不明になり死亡した状態で発見された医大生のソン・ジョンミンさん(22)の靴下に付いた土を分析するよう、国立科学捜査研究所に依頼したと伝えられた。

24日チャンネルAの報道によると、ソンさんの最後の動線を調査している警察は、ソンさんの靴下に付いた土と漢江公園の土を比較分析している。

ソンさんと友人がいた芝生、陸地と川の境界、川の境界から水中3メートル、5メートル、10メートル地点の土をそれぞれ採取し、靴下に付いていた土と比較するためだ。

当日午前4時40分ごろ、漢江に歩いて入っていく男性を見たという目撃者らがいるだけに、ソンさんが該当地点にいたのか、靴下の土により確認する計画だ。

警察は、4時40分ごろ漢江公園のCCTVに点のように映った川の対岸の人たち、つまり入水者の反対地点にいた人のうち、一部を探し出し調査したものと伝えられた。

また、釣りをしていた人以外の別の目撃者2人に対し催眠調査を実施した。目撃者のうち1人の携帯電話にはフォレンジック作業も実施した。ソウル警察庁の関係者は、「目撃者の陳述の中に食い違った内容がないか確認するための作業」と説明した。

ソンさんが行方不明になった当日、身元不詳の男性が漢江に入るのを見たという釣り人らは催眠調査を受けなかったものと伝えられた。警察関係者は、「5人が同時に見ており、陳述も一致しているため、催眠調査までする必要はなかった」と説明した。

ソンさんが眠っている状態で目撃された時間にも携帯電話のデータ使用履歴があり、ソンさんの友人が携帯電話を使用したのではないかとの主張も提起された状況だ。しかし警察は、午前1時9分にインターネット検索をして以降、使用履歴はなかったと明らかにした。

ソンさんは1時24分に母親にメッセージを送り、1時33分に出前の配達員と通話して以降、通信記録がないものと確認された。
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