キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
テ議員は同日、「今回の米韓首脳会談の結果に対し、『ムン・ジェイン(文在寅)大統領が米国側の意思をそのまま受け入れた』と、北朝鮮が判断する可能性が高い」と明らかにした。
つづけて今回の会談について、韓米同盟に対する揺るぎない信頼とバランスの取れた外交・安保政策の方向を見せたという点で、「悪くはない歴訪」と評価しながらも、「韓国政府の希望通り、北朝鮮が文大統領の訪米結果を肯定的に受け入れるかどうかは未知数」と話した。
北は今回の会談を機関別に分析して、今後の対策をキム・ジョンウン総書記に説明するだろうが、どの部署も肯定的な評価を下すことが難しい状況だというのだ。
韓米首脳共同声明で板門店宣言とシンガポール合意には言及したが、平壌宣言にはふれなかった点も注目した。「平壌宣言にふれないというのは米国が9・19軍事合意を不満に思っている証拠」と解釈した。
ソン・キム駐インドネシア大使が対北朝鮮特別代表に任命されたことについても、テ議員は否定的に解釈した。 また「ソン大使はブッシュ政権時代から、対北制裁は維持されるべきという立場を固守する原則論者として、北朝鮮でよく知られている」と述べた。過去のスティーブン・ビーガン対北特別代表のように、「斬新な人物」が北朝鮮の立場からはもっとよいということだ。
キム議員はシンガポール合意と板門店宣言についても「北朝鮮のメディアは、2019年7月からこれに対してふれてもいない」とし、「むしろ既存の米朝合意を離れ、新しい計算法を要求している」と述べた。
一方、今回出た米韓「ミサイル指針の終了」に対しては、北朝鮮が激しく反発するしかない問題だと述べた。
キム議員は、「金委員長は北朝鮮内部に強い指導者としてのイメージを刻印し、米韓にも心理的圧迫感を与えたいだろう」と見通した。ただ、中朝関係が疎遠だった2017年とは違い、北朝鮮は中国に対する依存度が強く、こうした対応には中国の許可が必要だという説明だ。
「もし金委員長が中国の習近平国家主席の同意なしに戦略的な挑発をすれば、ただでさえコロナで経済的に困難な北朝鮮が、自ら中国の支援を断つ結果」と明らかにした。
つづいて「今後『朝鮮半島情勢の鍵は中国が握っている』とし、朝鮮半島情勢が米中対立構図と、中朝関係という多次元的な要因に影響を受けると見通した。
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