「漢江・医大生事件」死の真相究明を求めるデモ隊、「感染病予防法違反」などの疑いも=韓国(画像提供:wowkorea)
「漢江・医大生事件」死の真相究明を求めるデモ隊、「感染病予防法違反」などの疑いも=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国警察がソウル・ハンガン(漢江)公園で遺体となって発見された医大生ソン・ジョンミンさんの追慕集会・行進の違法性を検討している。

 18日、警察によると、ソウルソチョ(瑞草)警察署は漢江公園と瑞草警察署前でおこなわれた集会とデモ行進が、集会およびデモに関する法律違反に該当するかを確認中だ。

 これを前に去る16日午後、市民300人余りが漢江公園の水上タクシー乗り場付近に集まり、故ソンさんの死の真相究明を求めるデモをおこなった。彼らはモバイルメッセンジャーやオンラインコミュニティーなどでの呼びかけに応じ集合した。

 デモ隊の一部は瑞草警察署前まで行進し、警察は彼らに向けて「未申告で集会をおこなっている」と警告した。

 該当集会は事前に申告されていないことが確認された。集会およびデモに関する法律第6条1項によると、屋外集会を開くためには集会開始の最長720時間~最短48時間前に申告書を提出しなければならない。未申告集会への警察の解散命令に従わない場合も処罰対象となる。

 警察はまた、ソウル市と瑞草区が集会の参加者を感染病予防法違反で捜査依頼、または告発すれば、捜査に着手する方針だ。現在、新型コロナウイルス拡散防止でのソーシャル・ディスタンス確保により、ソウル地域内では10人以上の集会開催が禁止されている。


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