「生後16か月養女虐待死事件」、懲役5年を宣告された父親が控訴=韓国(画像提供:wowkorea)
「生後16か月養女虐待死事件」、懲役5年を宣告された父親が控訴=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で昨年、生後16か月で養子に迎え入れた直後から何度も虐待し死亡させた事件で、懲役刑が言い渡された父親が裁判所に控訴状を提出した。

 18日、裁判所によると生後16か月だったジョンインちゃんを虐待し、死亡させた父親アン某被告が同日、ソウル南部地裁に控訴状を提出したという。

 これを前に、児童遺棄・放任、児童虐待容疑で起訴されたアン被告は去る14日に開かれた1審公判で懲役5年を言い渡された。当時、不拘束の状態だったアン被告は、宣告結果に従い法廷で拘束された。

 アン被告側は、子どもの腕を引っ張り叩いた疑いや妻のチャン某被告がウェブカメラをつけて外出しているのを知っていながら放任した疑い、飲食店に入る際には車にテレビ電話を連結させてジョンインちゃんを放置した容疑などを認めた。しかし、チャン被告の虐待事実は「知らなかった」と主張。また、チャン被告も夫に対して虐待については「隠していた」と陳述していることがわかった。

 1審の際、裁判部はアン被告に対し「誰よりもジョンインちゃんの状態を知ることができたはずが、妻の虐待を全く知らなかったと納得できない弁明だけを続けている」とし、「ジョンインちゃんが死亡する前日、保育園の園長がジョンインちゃんを病院に連れて行くように話したが、これを拒否し、被害者(ジョンインちゃん)を助ける最後の機会さえも無いものしたことなどを考慮し、厳罰を下すしかないと判断した」と説明した。

 アン被告は宣告の直後、法廷手続きで「わたしが犯した罪について、受け入れる。子ども(第1子)のために2審の前に状況を参酌してほしい」と訴えたが、裁判部は拘束令状を発布した。

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