「私はカーネーションがなくてもいい…ただもう一度抱きしめたい」=漢江で死亡した医大生の父親(画像提供:wowkorea)
「私はカーネーションがなくてもいい…ただもう一度抱きしめたい」=漢江で死亡した医大生の父親(画像提供:wowkorea)
ハンガン(漢江)で行方不明になり、その5日後に死亡した医大生の故ソン・ジョンミン(22)氏の父親であるソン・ヒョン(50)氏が、市民からカーネーションと息子が描かれた絵をプレゼントされて涙を流した。

ソン・ヒョン氏は8日午後3時、ソウル・パンポ(盤浦)漢江公園の水上タクシー乗り場の前で市民たちからのプレゼントを受け取った。この度のプレゼント贈呈式は、故ソン・ジョンミン氏の遺体を発見した民間ダイバーのチャ・ジョンウク氏が企画した。

この日、市民たちはソン・ヒョン氏に花や贈り物、香典などを渡した。その中でも、ソン・ヒョン氏は市民が息子の写真を絵で描いたプレゼントを受け取り、涙を流した。

ソン・ヒョン氏は「これはどうやって作ったのでしょうか。ありがとう。これは本当に私が好きな写真なんです。大切にします。ジョンミン、お前の写真をこのように描いてくださる方がいるだなんて知らなかったよ」と涙を拭いた。

また、ソン・ヒョン氏は「お前にカーネーションをもらったのは一生に一度だけだね。私たちにとってイベントは無縁だったから。それでもパパは物足りなかったよ。けれども、こんなに多くの方々がカーネーションをくれるんだ。カーネーションをくれなくてもいいから一度だけ抱きしめたい。君はカーネーションも受け取ることができないじゃないか、バカ」と述べた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99