重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は4件で、3人がアストラゼネカ製ワクチン、1人がファイザー製ワクチンの接種を受けた。重症患者室への入院や障害、後遺症を含む事例は37件だった。
それ以外の566件は接種部位の発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒など、比較的軽い症状だった。
韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計1万8871件となった。前日までに1回目、2回目の接種を終えた累計400万5806件の0.47%に当たる。
現在までに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計92人となっている。これは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、軽症などとして報告された後に容体が悪化し死亡したケースは含まれない。
専門家で構成される新型コロナ予防接種被害調査班はこれまでに死亡事例67件を審議し、うち65件は接種との因果関係が認められないとした。残りの2件については判断を保留している。
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