板門店宣言3周年を迎えた文在寅 韓国大統領は、膠着した今の状況に「残念だ」と語った(画像提供:wowkorea)
板門店宣言3周年を迎えた文在寅 韓国大統領は、膠着した今の状況に「残念だ」と語った(画像提供:wowkorea)
ムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領とキム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮労働党総書記が“4・27パンムンジョム(板門店)宣言”に合意してから3周年を迎えたが、文大統領は「残念だ」と語った。南北・米朝対話が膠着した中、南北関係の「現住所」を表した発言だ。

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文大統領はきのう(27日)、青瓦台(韓国大統領府)で国務会議を主宰し「南北首脳が、8000万民族の前で板門店宣言をしてから3年が経った」とし「(南北)徒歩橋の風景が今も目に浮かぶが、ハノイでの米朝会談の決裂以降 膠着状態が長期化し、非常に残念な心情だ」と語った。

文大統領は「対外的条件と現実的制約により、板門店宣言の成果を発展させるのには困難が多いが、南北関係において様々な悪条件の中 軍事的衝突なしに朝鮮半島情勢が安定的に管理されている」として、板門店宣言の効果について説明した。

つづけて「膠着した状況の中でも平和は維持されている。しかし 今の平和は未完の平和だ」とし「板門店宣言の土台の上に、不可逆的な恒久的平和へと進まなければならない。今や 長かった熟考の期間を終え、再び対話を始めるべき時が近づいている」として、北朝鮮との対話再開を提起した。

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