韓国統一省は、“板門店宣言”3周年を迎え「南北首脳間の合意履行に対して、確固とした意志をもっている」という立場を改めて明らかにした(画像提供:wowkorea)
韓国統一省は、“板門店宣言”3周年を迎え「南北首脳間の合意履行に対して、確固とした意志をもっている」という立場を改めて明らかにした(画像提供:wowkorea)
韓国統一部(省)は今日(27日)、“4・27パンムンジョム(板門店)宣言”3周年を迎え「板門店宣言を含めた南北首脳間の合意履行に対して、確固とした意志をもっている」という立場を改めて明らかにした。

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統一部の関係者はこの日、記者たちに「板門店宣言は 南北関係の全面的な改善、朝鮮半島の恒久的平和定着と完全な非核化など共同の目標を南北が確認し、これを実現するための“朝鮮半島平和プロセス”の枠組みを作った歴史的な合意だ」と評価した。

つづけて「このために 南北間の対話と協力が速やかに回復できるよう、一貫して努力していく」とし「北朝鮮と国際社会も 朝鮮半島の非核化と平和定着・南北関係改善のためのこのような努力に、共に協力してくれることを求める」と強調した。

一方、北朝鮮は今回の板門店宣言3周年に関して何の言及もせず、内部結束などに集中しているようである。韓国政府は5月に予定されている米韓首脳会談などを通じて、今後の米朝対話の再開など 雰囲気の転換を期待している。

板門店宣言は、ムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領とキム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮労働党総書記が2018年4月27日、板門店の“平和の家”で発表した南北首脳会談の合意文である。核のない朝鮮半島実現・年内の終戦宣言・南北共同連絡事務所のケソン(開城)設置・離散家族の再会などが主要内容である。

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