先月実施されたワクチン接種の模擬訓練。副反応が現れたと想定し、病院に搬送するところ(資料写真)=(聯合ニュース)
先月実施されたワクチン接種の模擬訓練。副反応が現れたと想定し、病院に搬送するところ(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が14日午前0時までの24時間に新たに64件報告された。このうち死亡が1件だった。

 この死者は英アストラゼネカ製ワクチンの接種を受けた。ワクチン接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。

 また、重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例が1件報告された。接種したのはアストラゼネカ製ワクチンで、当局が接種との因果関係を確認する予定だ。

 それ以外の62件は筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒、吐き気など、比較的軽い症状だった。

 これらとは別に、最初に比較的軽い副反応と報告された後、重症化したとみられる事例が1件あった。詳細はまだ伝えられていない。

 韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計1万1799件となった。前日までに1回目、2回目の接種を受けた累計129万9632人の0.91%に当たる。このうち死亡が49件、アナフィラキシーの疑いが115件となっている。


Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40