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16日午後2時、ソウル・新村(シンチョン)メガボックスで開かれた映画『花美男連続テロ事件』(監督:イ・グォン/制作SMピクチャーズ)の試写会場。映画が上映されている間、劇場内には主演俳優Super Juniorの小さなしぐさ1つにも歓声をあげる熱血ファンと、これとは相反して、静かな反応の取材陣たちが入り混じっていた。
アイドルスターが出演したという理由だけで、とりあえず“偏見”に苦しめられたこの作品に、同時に降り注いだ憂慮と期待、共存する2つの視線の“ジレンマ”をはっきりと示しているかのように…。
『花美男連続テロ事件』は、テロに遭ったイケメンたちが、最高の人気スターに浮上したことから、次のテロの対象として指名された高校の生徒会長“シウォン”(チェ・シウォン)、柔道道主将“カンイン”(キム・ヨンウン)、ダンスグループのリーダー“ヒチョル”(キム・ヒチョル)が、テロに遭うための作戦を繰り広げるというストーリー。<SMエンターテイメント>の忠武路(チュンムロ)初進出作で、Super Juniorメンバーたちがそれぞれ異なるキャラクターで出演し、ドラマを盛り上げる。
この映画は、タイトルから強くわかるように、“少女たち”による、“少女たち”のための“企画商品”として制作された。10代たちの憧れである“12人のイケメンたち”(交通事故により出演できなかったギュヒョンを除いたSuper Juniorの全メンバー)を団体で登場させ、彼らの愛らしい姿をスクリーンいっぱいに描き出すことに力を注いでいる。
しかし、Sechs Kies(ジェクスキス)の『セブンティーン』から派生した既存のハイティーンムービーが、思春期の社会に対する反抗を“カリスマとかっこよさ”で昇華させたのとは異なり、『花美男連続テロ事件』は退屈な学生時代を追憶する、一風変わったエピソードをオーバーに描き、Super Junior特有の健康的な笑いを誘った。
また、ヒロインがいないという設定も目立つ。“少女ファン”たちが望むのは、“我らがアイドル”たちの美しい顔を鑑賞することであって、彼らが美貌の女優とスキンシップを行う姿を見るためではないからだ。
8億5000万ウォン(約1億2000万円)という“リーズナブルな”制作費も、この映画を“輝かせる”要素の中の1つだ。
国内の大型配給会社<ショーボックス>の参加で、安定的な劇場数を確保した中、同日公開の100億ウォン大作『光州5・18』との競争において、夏休みを狙った“ニッチ市場用映画”として、手軽に損益分岐点に到達できるというメリットを持っているためだ。
演出を務めたイ・グォン監督は「最初はメンバーの名前を覚えるもの大変だったが、徐々に近所の弟たちのような雰囲気がかわいくなってきて、その雰囲気を引き出すことに力を入れた」「結果物としては、常に100%満足するのは難しいが、デビュー作にも関わらず俳優に負けず劣らぬ可能性を見せたSuper Juniorメンバーが誇らしい」と、賞賛を惜しまない。
また「アイドル映画というよりは、学園物と呼んでほしい」「『稲中卓球部』のような漫画の表現方法を活かすためにCGをたくさん使用した。『スクール・オブ・ロック』や『下妻物語』のような情緒を参考にした」と説明した。
『花美男連続テロ事件』は、第11回<富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭>サプライズ上映TBA(To Be Announced)部門に招請され、漫画的な感性と豊富な想像力を認められた。次は観客たちの判断にかかっている。来たる26日公開。
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<b>Super Junior主演 『花美男連続テロ事件』ポスター公開</b>
2007年映画界の話題作として浮上している映画『花美男連続テロ事件』のポスターが電撃公開された。
ポスターには、映画の主人公でありテロ被害の予想者として挙げられたイケメン3人を主要人物として中心に配置し、「誰がテロ被害に遭うのか」という好奇心を増幅させることに重点をおいて制作された。Super Junior(スーパージュニア)全員が主・助演としてキャスティングされたこの映画で、“花美男(イケメン)”役を演じるチェ・シウォン(シウォン役)、キム・ヒチョル(ヒチョル役)、キム・ヨンウン(カンイン役)3人の、自信に満ち溢れた強烈な眼差しが、ファンだけではなく多くの女性の視線を一瞬にして奪うかのようだ。
とくに、ポスターの中の小さな人物まで細かく見れば、映画のストーリーを多様に連想できるということと、各メンバーが映画で演じる独特で個性のあるキャラクターに対するヒントを探すことができる。
ポスター1枚だけで観客の好奇心を刺激する映画『花美男連続テロ事件』は、2月14日の最初のテロを皮切りに、当代最高のイケメンたちを連続テロする事件が発生し、次のテロの対象として指名された高校のイケメン3人衆、生徒会長“シウォン”と柔道道主将“カンイン”、ダンスグループのリーダー“ヒチョル”が、それぞれの“ワケ”からテロをされる作戦に突入するというのが、基本的なストーリーだ。
犯人よりも次の被害者の方がもっと気になる前代未聞のミステリーコメディ『花美男連続テロ事件』は、パワフルなポスター公開をはじめ、次々と隠されてきた内容を公開する予定で、7月26日の全国公開を控え、最後の編集作業に拍車をかけている。
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