移籍めぐりペク・スンホに”裏切り者”のレッテル…一部サポーターが特定地域を侮辱するポスター掲示=韓国(画像提供:wowkorea)
移籍めぐりペク・スンホに”裏切り者”のレッテル…一部サポーターが特定地域を侮辱するポスター掲示=韓国(画像提供:wowkorea)
ペク・スンホ(24)の移籍をめぐり、韓国プロサッカーリーグ(Kリーグ)1の一部サポーターが怒りをあらわにする中、オンラインコミュニティーには特定地域を侮辱するような刺激的な掲示物が投稿され、波紋を広げている。

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 1日、韓国のあるオンラインコミュニティーには「水原スクワード(squad/チームや仲間を意味する)に裏切り者はいらない」、「ネズミのようなやつは、チョルラド(全羅道)へ」などと書かれたステッカー写真が投稿された。

 ”裏切り者”という単語が緑色で塗られた点、ポスターの背景が緑色に染められた点、全北現代の本拠地=全羅道を侮辱している点などを総合すると、水原サポーターと推定される人物が全北クラブチームとペク・スンホに向けて不満を爆発させているものとみられる。

 これを前に、ペク・スンホの移籍をめぐって物議をかもしていた。

 水原が過去、ユースシステムを通してバックアップし、サッカー選手として成長させたペク・スンホが海外リーグから国内リーグに復帰する過程で「合意書の内容に違反した」と主張。しかし、ペク・スンホ側は「違反事項はない」と反発した。

 このような中で、全北は選手登録の締め切りを控えてペク・スンホを獲得。水原サポーターの立場としては、全北のこのような決定を批判し、水原もクラブチームとして公式的な立場を出して遺憾の意を表した。

 全北サポーターは、オンラインコミュニティーに投稿された掲示物を見て「なぜ全羅道地域全体を誹謗中傷するのか」と怒りをあらわにし、これについては水原サポーターの内部でも「あれ(掲示物)は度を越した表現だ。水原を”恥ずかしいチーム”にしている」として、掲示物を制作しオンライン上に公開したサポーターを批判している。

 一方、水原と全北は3日午後2時、水原ワールドカップ競技場で「ハナ1Q Kリーグ1 2021」第7節で対決する。

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