プロ野球公式戦は3日に開幕する(資料写真)=(聯合ニュース)
プロ野球公式戦は3日に開幕する(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルス感染再拡大への懸念が強まっているなか、政府は3日のプロ野球公式戦開幕を控え、プロスポーツの大会とチームに対する防疫管理を強化する。 政府の中央災難(災害)安全対策本部は2日、文化体育観光部と教育部からスポーツ大会・選手団の防疫管理強化策について報告を受け、対応を話し合った。 政府はまず、プロスポーツのリーグと各チームの運営において防疫ルールが守られているかどうかを点検する方針だ。プロスポーツは原則として各競技団体が防疫管理に責任を負うが、文化体育観光部が自ら防疫状況を確認する。 同部は、3日にはプロ野球の開幕戦が行われるソウル・蚕室球場の防疫状況を確認する予定だ。韓国野球委員会(KBO)は政府の新型コロナ防疫対策「社会的距離の確保」の基準に従い、現在第2段階が適用されている首都圏(蚕室、仁川、水原、高尺)の各球場では観客席の10%の観客を入場させることにしている。 一方、実業団やアマチュアチームの大会については大韓体育会や各競技団体が大会ごとの防疫指針を設け、文化体育観光部と体育会が合同でこれを点検する計画だ。 政府がスポーツ界の防疫管理を強化するのは、集団生活を送るスポーツチームではクラスター(感染者集団)が発生しやすいためだ。先月には忠清北道・清州を本拠地とする男子ハンドボールの実業団でクラスターが発生し、他地域にも感染が広がった。
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