ホワイトハウス「バイデン、金正恩と“直接会う”意向ない」

米ホワイトハウスは29日（現地時間）、ジョー・バイデン米大統領がキム・ジョンウン（金正恩）北朝鮮労働党総書記と直接会う意向はないことを明らかにした。

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ホワイトハウスの報道官はこの日の会見で“バイデン大統領は北朝鮮と外交の準備ができていると言っていたが、キム総書記と会うことも含まれているのか”という質問に「それは バイデン大統領の意図ではない」と答えた。

つづけて「私は、バイデン大統領の接近方法は（それとは）非常に異なるものと考える」と語った。

このことは 特別な条件なく首脳間の会談から開かれることはないという、バイデン大統領の基調を再確認したものである。バイデン大統領は、直接会談を通じた交渉を好んだドナルド・トランプ前大統領とは、異なる対北接近法を強調してきた。

バイデン大統領は去る25日、就任後 初の公式記者会見の場で、北朝鮮の弾道ミサイル発射に関して「一定の形態の外交に対する準備ができている」と語っている。