北朝鮮の金与正 朝鮮労働党第1副部長は米韓合同演習を非難した(画像提供:wowkorea)
北朝鮮の金与正 朝鮮労働党第1副部長は米韓合同演習を非難した(画像提供:wowkorea)
韓国国防部(防衛省)は今日(16日)、北朝鮮のキム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党第1副部長が米韓合同演習を非難したことについて「米韓演習指揮所訓練は、年例的に実施されてきた防御的性格の訓練だ」と反論した。

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韓国国防部の報道官はこの日の定例会見で「北朝鮮も朝鮮半島における恒久的で堅固な平和構築のために、対話の呼びかけに応えるなど、柔軟な態度を示すべきだ」と語った。

また キム副部長が南北軍事合意の破棄を“特段の対策”として検討する可能性があると警告したことについて「軍事合意は、朝鮮半島の平和安定に相当な役割をし、軍事的緊張緩和という側面でも、南北間の合意にしたがって順守されている」とし「そのため 引き続き(北朝鮮側に)対話を通じた問題解決を求めている」と語った。

米国の外交・国防相による訪韓を控えた中、キム副部長はこの日 約2か月ぶりに対南非難の談話を発表した。キム・ジョンウン(金正恩)労働党総書記が中断を求めてきた米韓合同演習の開始を猛非難し「3年前の春の日が再び戻ってくるのは難しいだろう」と警告した。

また ムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領に対して「任期の末期 今後の行く末が非常に苦痛で平坦ではないだろう」として、対南関連機構の廃止と南北軍事合意破棄の可能性を示唆した。一方 ジョー・バイデン米大統領に対しては「4年間 ぐっすり眠りたいのなら、はじめから眠りにつけないような事をしないほうがいいだろう」と語っている。

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